有給

フリルでの売上金額がそろそろ1万円に到達しそうになっていた。
嗚呼、もうそんなに溜まったのか…と思いそろそろ何処かへ行きたいなと思い出した。遠出がしたいのだ。でも、私一人だとそれこそ片道切符に全てのお金を費やして帰って来れなくしてしまうのではないか、何て。だって、如何したって私は暴走癖が抜けないからなぁ。
まぁ、もう少し貯めたら東京の片道位にはなるだろう。
が、行く事は無いんだろうと思う。余程でない限り少なくとも友人関係では対等でいたい願望がある為、金銭面的な負担はしない心算だ。同じ理由で愛知にも行くことは無い気がする。行くなら必ず片道負担をしてもらって、と言う心算だし、来てもらう時だってその心算だ。さて、死ぬなら何処が1番相応しいのやら。否、死ぬ心算は無い。もう少ししたら変わるかも知れないが、なんせ、なんせ、今回の旅行でその気は毛頭ないのだ。
ただ、余り遠いと移動時間が掛かるため恐らく近場になるのだろう。海を見たい気持ちもある。1人で海を見て、いたい気がする。恋人はいない。私に愛を語る相手も綺麗な景色を共に見たい相手も居ないのだ。因みにみゆさんとは食べ歩きがしたい。切実に。
ああ、でも恋人がいればそいつのところに飛んで行くかもしれない。でも欲しいとは思わない。今は、この時間が愛おしい。一人でいる事が、楽だ。ラーメンでも食べに行きたいな、と思っている。ラーメンが、食べたい。でもラーメンは一人で食べたくない。出来たら誰かと、なんて。、

嗚呼、時計を返してもらわなかったから時計がない。腕時計を誕生日プレゼントにくれる人がいたらいいな、なんて、数百円のものでもいいのだ。誰かから貰えるということが嬉しいのだ。買ってもらわなくても選んでくれればそれを気に入って使うだろうからなぁ。