無題

何を、どう、どの様に書けばいいのか、分からなくなった。
父親が発する言葉がどれもこれも私を責めている様に思ったのは何時からだろうか。
それは、過去事実であったのかそれとも最初から私の見ていた幻であったのか。
今更どうでも良かった。でも、そう思ってきたから誰か友人といる時だって時々精神的に苦しくなってくると言い表せない不安に駆られ逃げたくなって、友人や恋人の悪い面に目がいって、自身の欠点に虫酸が走って、全員殺してしまいたくなった。

だから、泣いている時手を差し伸べられても
「触らないで」と叩き落とした。

…許す方法を知らないから諦めることしか出来ない。怒りや愛情などを他人に抱けるのは期待をしているからで、期待の反意語が失望なら失望する事で怒りも愛情も他人に抱かないようにしようと思った。

他人に評価されないのも他人に馬鹿にされるのもどれだって私が変わればなんの問題もないのだ。変わらない私が悪いのだろう。努力してないつもりは無い、何かしらに努力しているつもりでも結果が出なければ同じなのだろう。それが凄く悔しい。そしてそれがすごく辛い。…生きてるだけで精一杯なのに。