2017.11.14

雨のちカップラーメンの器

体調記録
常用薬 服用量
ルナベル 1錠
日記

私は嫌いな食べ物が一つしかない。たった一つ。それ以外の一般的に食べられる物は食べられるし好みもあまり偏らない。
しかし人間は余りに選り好みしてしまうのだ。
昔から自分に期待しすぎ周りに期待しすぎ、完璧主義者、と言われただけあってきっと理想が高いのだろう。

私は自分の為に嘘をつく人間が嫌いだ。誰かの為と言い聞かせて悪行に手を染める人間が嫌いだ。自分が見えない人間が嫌いだ。自分のことひとつできない人間が嫌いだ。何でもかんでも上からものを言って体験しない人間が嫌いだ。

嫌いなものはたくさんあってそれでも、私にはそれを咎める権利がないから口を閉ざすし、それを変える力もないから笑って過ごす。
冷静、判断力がある。そんな事ない。感情よりも優先すべきことを知っているだけでそれでも何度も失敗する。

きっとそのせいもあるのだと思う。人から一定の距離の関係でいることは出来るのに一線を越えると急に関係を保てなくなる。
それは私は干渉してはいけないと思っているのにも関わらずそこに食いつかないと相手や私が苦しむからである。一定の距離でいれば苦しむのは相手だけだ。友人でも恋人でもない私はそんなこと気にする訳もない。でも友人なら?恋人なら?私は変わって欲しくて幸せになって欲しいと思うから干渉してしまう。
勿論そんなのはエゴで有難迷惑で自己満足なのは理解している。それを押し付けたくなるのだ。そうやって幾つもの関係を壊してきた。

私は、壊れないようにと離れて相手から話してくれるのを待つことが出来るだろうか。心のどこかにある「何時になっても来なかったらどうしよう」が膨らんでいつか爆発しないだろうか。
怖いことから逃げて都合の悪いことから逃げて、あの子はそれに自分で誰にも言われずに立ち向かってくれるだろうか。これは私が信じてない何よりの証拠だ。

こうやって、自問自答を繰り返してまた壊してしまうのだろうか。
このまま放っておくことは、あの子にとって進歩になるのだろうか。

もう考えたくない。でもまたあの人格たちが現れたとき私はまた思い出す。もうどうだっていいや。